投資
構造を理解し、その上で判断できるようになるまで。
投資に必要なものは2つに分かれる。 金融と市場の構造を必要十分に知っていることと、 それを踏まえて実際に判断し操作するスキル。 前者は読めば身につくが、後者は反復しないと身につかない。 構成もその2つに分けている。
「PERの目安は15倍」「分散するとリスクが下がる」—— 入門書はこう書くが、なぜそうなのかは書いていないことが多い。 ここでは式を導き、数字を動かし、その結論がどこから来たのかを確かめる。
2つに分けた理由
第1部 構造
知らなければ判断の材料がない。読めば身につく層。
ここは正確さが要る
第2部 技能
知っていてもできるとは限らない。反復して身につける層。
ここは演習が要る
投資の本はこの2つを混ぜて書くことが多い。 すると「読んだのに、いざ画面を前にすると何もできない」状態になる。 構造を知ることと、判断できることは別の能力だから。
書き方の基準
目指しているのは「当たる情報」ではなく、 これに則って判断したなら、外れても仕方ないと思える情報。 そのために次を守る。
- 導出できるものは導出する 暗記した目安は、前提が変わると使えない。 どこから来た数字かを追えるようにする
- 制度と統計は一次情報にあたる 金融庁・国税庁・日本取引所グループ・日本銀行の原典を参照し、 時点を明記する(出典)
- 確かなことと、まだ争いのあることを分ける 実証研究には再現性の問題がある。 効くとされる手法も、検証の限界と併せて書く
- 分からないことは分からないと書く 確認できなかった数字は載せず、仕組みの説明に留める
個人的な学習ノートであり、投資助言ではない。 特定の銘柄や商品を勧めることはしない。 制度や税率は改正されるので、実際の判断時には 一次情報で現在の内容を確認すること。